SEOライティングとは
インテントサーチ
検索エンジンは「検索意図」を推測して検索結果を返している。
検索エンジンを使うユーザーの「意図」を満足させるコンテンツが必要。
そのためには、検索結果で上位表示されているコンテンツの情報がどんなものかをリストアップし、分析すればよい。
キーワードとそのためのコンテンツを決めるときに大切なことは、上位のコンテンツを参考にしつつも、他社のコンテンツにはない“オリジナリティ”を意識すること。
検索エンジンを使って何かを検索するユーザーの多くは、“情報”を求めているので、自分だったら、どんな情報が欲しいかを掘りさげて考えてみること。
その際には、「専門性」「網羅性」「信頼性」の3つの要素も意識すること。
検索エンジンで情報を探す人の“手間を省いてあげられるコンテンツ”出あること。
「USP」とは?
「Unique Selling Proposition」という言葉の略で、“他社にはない独自の強み”のこと。
“客観的な信頼性”
“まとめ記事”は、まずは“ユーティリティ要素”を意識した“中立的な立場”を意識しておくもの。つまり、“機能的”なコンテンツにしなければならないということ。たとえば、クチコミサイトやランキングサイトなどは、“評価の高い商品を教えること”がユーティリティといえる。
人は、誰かに一方的に商品をオススメされるより、“自分で納得して選んだ感”が欲しいもの。読み手の心理を考えてみること。
「USP」を決めるには、自社の「弱み」をどうやれば「強み」に変えることができるかを考えてみること。悩んだときは“コンセプト”から考えてみるといい。
コンテンツができたら、記事の中で見落とされないよう、“情報の見せ方”を工夫すること。
情報量が多いと「選択のパラドックス」に陥る危険がある。
「選択のパラドックス」とは、人は選択肢を多く見せられるほどトクした気分になるけど、それと同時に、選択を困難に感じ、結果的に満足度が低くなるという現象を指す言葉。
複数ある選択肢の中から、特定のものを選んでもらう場合は、“選択のパラドックスを回避させること”が大事。比較の軸が明確であれば、情報を絞って見せることは問題ない。
“他社と比べて優れている”という見せ方ではなく、“この商品はうちにしかない”という見せ方をすれば、客観的に、“オンリーワン”を紹介することができる。
文章における「エモーション(感情)」の重要性
人の心を動かす、“エモーショナルな文章”を意識することも大切。
人の心を動かすためには「感情」が必要。
- 感情表現を入れ、自分事化による“共感”を誘発する
共感とは“相手の感情を自分事として感じること”。たとえば、何かの文章を読んでいて、その文章に共感したとする。その理由は、おそらく、その文章の中で紡がれていた感情を“自分事”として感じたから。
“話者”意外にも、他の人のいろいろな感情を入れることで、読み手が「ああ、この気持ちわかる、わかる」と共感できる箇所をたくさん用意すること。
共感を誘発するためのテクニックとして“話者の宣言”がある。
「この感情は誰が発したものか?」
それがわからないと、感情は読み手にうまく伝わらない。
この文章の書き手、すなわち話者がどういう人間なのかを最初に伝えておくことで、読み手はその話者を想像しながら感情に触れることができる。
感情は人に紐づく。“誰”がその感情を発しているかで、その感情のニュアンスは変わってくる。つまり、話者を明らかにすることで、読み手の共感を助ける効果がある - 伝えたいことがきちんと伝わるよう、“見やすさ”や“わかりやすさ”にこだわる
話し言葉をカギ括弧で囲むことで、感情表現が視覚的にもわかりやすくなる。 - ファーストビュー(冒頭文)で、伝えたいことをまとめる
「カクテルパーティー効果」
「カクテルパーティー効果」とは、お酒の席でたくさんの人が談笑していたとしても、自分が興味のある話や聞き覚えのある話に関しては自然と耳に入ってくる現象のことを指す。
文章の中に感情表現を入れ、共感ポイントを多く配置すると、その効果を高めることができる。自分にとって共感ポイントの多い文章は、つい続きが気になって読み進めてしまう。ただし、共感ポイントは、文章の中で目立つように演出されていないと見落とされてしまう。どんな文章表現も“見た目”の演出が重要といえる。
伝えたいことがきちんと伝わるよう、“見やすさ”や“わかりやすさ”にこだわる
文章を読んでもらうために重要なこと
- 読み手にとって“自分事”になる感情や情報を取り上げる
- 思わず読み進めたくなるように、“適度な興奮”を感じさせる
- 読み手の脳の負担を減らす
行動経済学に関する書籍「ファスト&スロー」の著者「ダニエル・カーネマン」氏によると、私たちの脳には「システム1」と「システム2」というふたつの思考があり、何かの情報を処理する際には、このふたつの思考が順に作動するといわれている
■「システム1」と「システム2」の思考の違い
●システム1
脳への負担を下げるために自動的に高速(fast)で動く思考。
物事を直観的に理解しようとする。
【システム1に配慮した文章】
心理的負担が下がるくらいに見やすい文章
- 改行と行間に気を配り、心地よいリズムを意識した
(句点(。)が出てくるたびに改行し、文頭を揃えた)
改行や行間を意識することで、文章にリズムが出てグッと読みやすくなる - 漢字とひらがなの含有率を調整した
(漢字だらけの文章は難しく感じられる一方、ひらがなが多い文章は平易に感じられる。そのため、ちょうどいいバランスを意識した) - 「この」「その」「あの」などの指示代名詞を減らした
(文章を読み飛ばした際、主語を見失わないようにした)
わかりやすい文章とは、読み手にとって「なぜ?」という疑問が残らない文章。その文章を作るためには、書き手は読み手に対して、適切な「論理」を与えないといけない。論理とは、“物事の法則的なつながり”であり、「人と人との間に築く“理解の架け橋”」のことを指す。
論理的な文章とは、相手の心との間に“理解の架け橋”が築かれている文章を指す。
どんな主張も、相手の心との間に橋が架からないと伝わらない。
論理というのは、相手に理解してもらうために築く“言葉の架け橋”のことなのだ。 - 箇条書きを用いて、要点を整理した
(“数字”を用いた箇条書きを用いることで、読み手に「これだけ憶えておけばいい」と感じさせ、脳の負担を軽減させた) - 情報をカテゴライズして整理した
(どこに何が書かれているかが一目でわかるように、見出しなどを用いて、文章構成を整理した) - いらない言葉や表現はカットし、文章が不必要に長くならないようにした
(ただし、読み手の知的興奮につながるような文章はあえて残しておくほうがよい) - 感情表現を入れ、自分事化による共感を誘発した
●システム2
複雑な計算など、注意力を要する作業が必要な際に、慎重かつゆっくり(slow)動く思考。
物事を論理的に理解しようとする。
【システム2に配慮した文章】
論理的にわかりやすい(理解しやすい)文章
- 論理飛躍、論理破綻がないよう、論理的な文章を意識した
- 読み手にとってわからない言葉がないよう、言葉選びは慎重に行った
“ユーティリティ要素”を高めるための方法
記事を書く際は、読み手が最初に目にするエリア、すなわち「ファーストビュー」にて、読み手が必要としている情報を可能なかぎり掲載すること。
ユーティリティ要素を意識するときは、自分が読み手の気持ちになって、“どんなふうに情報が掲載されているとうれしいか?”を考え抜くといい。
■冒頭文で意識したポイント
- 記事の更新日を記載
(情報を求める人の多くは“新しい情報”を求めるため、記事の内容が新しい情報であることを明示する) - 記事が“誰に向けて”書かれた記事なのかを書き、読み手の“自分事化”を強める
- 記事に書かれている内容を簡潔に要約
(Webで記事を読む人たちは、その記事に自分がほしい情報があるかどうかがわからないとすぐに離脱する。そのため、その記事に何が書かれているのかを冒頭でわかりやすく伝える) - 記事にどんな情報が書かれているかがわかるように、「ページ内リンク」としての「目次」を設置
(情報量が多い記事の場合、「どこに何が書かれているのか?」がわからないとユーティリティ要素を担保しにくい。そのため、リンク付きの「目次」を使い、記事で扱う主要な情報を伝え、読み手が求める情報にすぐ移動できるようにする) - 話者を明らかにし、読み手が書き手の感情に“共感”しやすい状態をつくる
今日の作業内容
- イメージ画像を簡単に投稿ページに設定できるプラグインを発見したので、使ってみる
- 「SEOライティング」はどういうものか学ぶ
- Google Consoleに追加の登録をする
その作業の目的
- 利益を生むための仕掛けはどうするのかを理解する
今日の気づき
- ただ単に、好きなことを好きなように書くだけでは収益にはならないということを知った。
文章の上手い下手というよりは、SEOを意識した内容になっているかどうかが大事なようだ。
成果について
- アドセンスからの収益があがるような対応ができるようになれそうな気がする。実践あるのみ。
【ゴール(=目標)との差】
- -10万円